革命は常に、人間の卑小さと崇高さをあぶり出し、暴力の連鎖を生み出す。
そのことを、息もつかせぬエンターテインメント性に満ちたドラマの中に描ききった、監督の最高傑作である。
池田理代子さん(漫画家・声楽家)
人間とは、この一言や。憎しみの連鎖を愛に変えたいんやろ監督さん。
私らは誰に踊らされてんねやろ?とにかく私に孫できたらまずピアノで子守唄や!
綾戸智恵さん(ジャズシンガー)
独裁者を倒しても、憎しみの連鎖は終わらない。
人類が追い込まれた絶望を炙り出す凄い映画。
なのに少年の可愛らしさや、老人のユーモア、
登場する謎の吟遊詩人の声、ギターの音色が心に沁みる。
加藤登紀子さん(歌手)
地球人の創った本気(マジ)な映画
河瀨直美さん(映画作家)
「独裁者」の姿にフセインやカダフィを重ね、
ついでに独裁を目指していそうな日本の宰相をダブらせたのは僕だけだろうか。
政治とは?革命とは?暴力とは?デモクラシーとは?
頭だけでなく、心や身体を使って問わざるを得なくなる。傑作。
想田和弘さん(映画作家)
現在世界で起きている惨劇を想い起こさずにはいられない、 大人向けの寓話。祖国から亡命して暮らすマフマルバフ監督は、 純粋な目をした孫に故郷への希望を託している。
根本かおるさん(国連広報センター所長)
ヒューマニズム、そして革命に対する錯綜した思い
マフマルバフの人生の集大成とも言うべき傑作
市山尚三さん(映画プロデューサー、東京フィルメックス・プログラムディレクター)
人懐っこくも強烈。ユーモアにすら真っ赤な現実の血がにじむ。
『チャップリンの独裁者』級の名作と断じても過言ではない!
森直人さん(映画評論家)
圧倒的な映像と巧みなドラマに魅了されていると、 突然、マフマルバフが鋭い問いを投げかけてくる。
「憎き独裁者を殺せばすべては解決するのか?」
問われているのは映画の登場人物ではない。私たち観客だ。
中谷祐介さん(ぴあ映画生活)
たとえようもないほど圧倒される結末
★★★  MY REVIEWS.IT
極限のなかにもユーモアがある情熱に満ち溢れた一作
★★★  FILMUFORIA
東欧諸国とアラブの春に向けられた傑出した瑞々しい寓話!
★★★  THE GUARDIAN
まぎれもない傑作である。
★★★  CINEMATOGRAFICO.IT
アラブの春にインスパイアされたダークなおとぎ話。
私たちを野蛮な行為から救い出すのは、子供の純粋なまなざしのみだ
★★★  POINT BLANK
孫の純真さは独裁者の唯一の穢れなきものだ。
悲劇に対峙する心揺さぶる物語。
★★★  SCREEN DAILY
無垢な存在の象徴である孫は、未来に残された希望でもあるのだ。
★★★  CINEFORUM